2009/01/05
【不動産関連ニュース】 不動産投資市場回復の見通し-急務なJ-REIT市場の信頼回復
ニッセイ基礎研究所は、不動産投資市場回復の見通しと題するレポートを発表しました。米国サブプライム・ローン問題に端を発した世界規模の金融資本市場の大混乱は、実体経済への影響を通じて、比較的堅調に推移してきた賃貸不動産の市況を悪化させ始めており、不動産投資市場をさらに冷やすという負の連鎖が生じている不動産投資市場について、今後の回復の見通しを分析しています。
■不動産投資市場で起こると予想される事象
・J-REIT市場における淘汰・再編 20.4%
・不動産運用会社、AM会社の淘汰・再編 18.8%
・不動産開発会社の淘汰・再編 18.1%
・不動産のバルクセール・叩き売り 15.1%
・不動産市場の都市・地域間格差の拡大 14.1%
■不動産投資市場回復の条件
・世界的な金融市場の混乱終息 29.6%
・デット調達環境の改善 23.4%
・不動産市場の在庫調整と価格調整 10.2%
・国内景気の回復 9.5%
・J-REIT市場の回復 7.2%
日本の不動産投資環境は依然として他国に比べて魅力的といえ、投資機会を探るエクイティ投資家も内外に少なからず存在するとし、金融危機拡大に歯止めがかかれば、悲観一色の市場のセンチメントも転換し、中長期的にみれば、デット資金の供給も増加して、優良物件を中心に不動産投資市場の底打ちが確認できるであろうとしています。 |



